サンマリノ神社

2011年3月11日、日本の中心部、東北を襲った巨大な地震による数多くの犠牲者たちを追悼するために建立された神社です。 サンマリノ神社は、ヨーロッパ初となる神道式神社です。神道は宗教ではありません。神道は、宗教と定義するだけの要素である創始者や教義や経典がありません。神道とは、日本で2600年ほど前に生まれた哲学で、太陽、水、風、山、木、植物、その他あらゆる自然を形成する現象を崇拝することから始まったものです。祝詞(神道の祈り言葉)の中では、永遠の自然を賛美しており、これを「カミ」と呼んでいます。私達西洋人にとっては、アッシジのサンフランチェスコの有名な「被創造物の頌歌」が関連して思い出されるところです。神道は、私達西洋人にとってはあまり知られておりませんが、日本人にとっては、密接な哲学です。特徴的なことは、大変慎み深く、熱心な勧誘や宣伝などはしないという点です。神道は、平和的でどのような宗教の信者にも開かれています。 加瀬英明先生による文章より(日本サンマリノ友好協会会長) Ubraintv Japan インタビュー(英語):